ニュースリリースハンガリーでLiB用CMC新工場の竣工式を挙行

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、社長:野沢 徹)は、欧州で市場拡大する電気自動車(EV)の車載用リチウムイオンバッテリー(以下LiB)の、負極材料の一つとして用いられるCMC(カルボキシ・メチル化セルロース:当社商品名SUNROSE MACⓇ)の供給体制を強化するため、製造販売子会社(Nippon Paper Chemicals Europe社)を2022年9月にハンガリーに設立、これまで新工場の建設を進めてきましたが、設備が完成し、5月13日、関係者による竣工式を執り行いました。




テープカットの様子
左から、ハンガリー レトバリ内務省次官、シーヤールトー外務貿易大臣、日本製紙 村上常務執行役員、
小野駐ハンガリー日本大使、Nippon Paper Chemicals Europe社 吉川社長


EV車載用のLiB市場は、脱炭素社会を目指したCO2排出規制が進む欧州で需要が拡大しており、欧州の自動車産業は域内でのEVのサプライチェーン構築を目指し、相次いで拠点を構えています。当社はグローバルに展開するLiBメーカー・自動車メーカーに対し、ハンガリーの新拠点から高性能なLiB用CMCを供給する体制を構築し、脱炭素社会の実現に向けて貢献していきます。

新工場の外観





以上