持続可能な森林経営
基本的な考え方
日本製紙グループは、森林を重要な経営資源と捉え、持続可能な木質資源の外部調達と自社での育成を推進しています。これまでに培った独自の技術・知見を活用し、国内外に保有する約16万ヘクタールの森林を適切に管理することで、多様な価値を提供し続けます。
日本製紙グループの持続可能な森林経営の定義
1)生物多様性の保全がなされていること
2)森林生態系の生産力および健全性が維持されていること
3)土壌および水資源が保全されていること
4)多面的な社会の要望に対応していること
国内社有林の活用
日本製紙は国内に約400カ所、総面積約9万ヘクタールの社有林を保有しており、その全域で森林認証(Forest Management認証)を取得しています。社有林の約20%は環境林分として保全され、生物多様性に配慮した森林管理を行っています。国内社有林は北海道から九州まで広範囲に分布し、多様な樹種構成を有しています。
国内林業の活性化
日本政府の「森林・林業・木材産業によるグリーン成長」を基本方針とし、国内サプライチェーンを強化し、国産材の利用を推進しています。当社の製紙原料としての国産材利用率は35~40%の間で推移しており、国内トップレベルです。
日本製紙木材は国内最大級の集荷網を活かし、国産材のビジネスを展開しています。
国産材利用率の推移は こちら
また、林業用エリートツリー苗の生産拡大や、地域との協定による森林協働、官民連携での大規模施業団地形成など、国内林業再生に貢献する取り組みも行っています。
海外植林事業の推進
ブラジルとオーストラリアで植林地を所有・管理し、自社資源の育成も行っています。自社林においては、全て森林認証(Forest Management認証)を取得しています。自然環境・生態系と地域住民、地域の文化・伝統に配慮した森林経営を行い、持続可能な事業を推進しています。
森林資源の生産性向上
木質原材料調達の安定化、高品質化・低コスト化、独自技術を活用した生産性の向上に取り組んでいます。海外の自社植林地においては、当社独自の植林・育種技術を用いた生産性向上に伴うコスト低減により、事業採算性の大幅な良化と単位面積当たりのCO₂固定効率向上を実現しています。当社の技術を活用することで、アジア域を中心に資源確保可能な植林地を拡大する目標を掲げています。
詳細情報は、以下のPDF資料をご覧ください。

