ニュースリリース日本製紙ゼロテクノ東北有限責任事業組合を設立～コンクリート用混和材・高品質フライアッシュ「CfFA®」事業を開始～

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社（社長：馬城 文雄）は、株式会社ゼロテクノ（社長：岡田　秀敏、本社：大分県大分市、以下「ゼロテクノ」）などと出資し、本日、当社石巻工場（宮城県石巻市）内に、「日本製紙ゼロテクノ東北有限責任事業組合」（以下「日本製紙ゼロテクノ東北」)を設立しました。これにより、本年5月26日付ニュースリリース（注）でお知らせしました通り、日本製紙ゼロテクノ東北は、コンクリート用混和材：高品質フライアッシュ「CfFA®」（Carbon-free Fly Ash、以下「CfFA®」）の生産・販売のための事業を開始し、東北地方の震災復興に貢献する建設資材としてCfFA®の普及を目指します。

また、当社は、日本製紙ゼロテクノ東北の設立に合わせて、本年7月から石巻工場の敷地内にCfFA®製造装置の設置工事を開始します。生産能力は年間約1万トン、2016年1月から本格稼働する予定です。日本製紙ゼロテクノ東北は、当社からCfFA®の供給を受けて販売することになっており、製造装置が稼働するまでの間は、サンプル提供などを通じ、CfFA®の認知向上などプレマーケティング活動を積極的に進めていきます。

日本製紙ゼロテクノ東北有限責任事業組合の概要
（1）名称 日本製紙ゼロテクノ東北有限責任事業組合
（2）所在地 宮城県石巻市南光町二丁目2番1号（日本製紙石巻工場内）
（3）設立日 2014年7月1日
（4）組合員

日本製紙株式会社、株式会社ゼロテクノ、

久田　真（東北大学)、佐藤　嘉昭（大分大学)
（5）出資金額 計30百万円
（6）営業拠点

宮城県仙台市青葉区五橋一丁目1番10号第二河北ビル

（日本製紙東北営業支社内）
（7）主な事業 CfFA®サンプル提供、CfFA®普及に向けた共同研究会の実施、など
（8）今後の予定

2016年1月

・日本製紙石巻工場内にCfFA®製造装置設置工事完了

・CfFA®本格販売開始

「石巻工場の石炭ボイラー燃焼灰を有効利用－東北復興に貢献するコンクリート用混和材高品質フライアッシュの実証事業を始動」（5月26日付）

以上