ニュースリリース"紙"なのに酸素・香りをバリアする 
紙製バリア素材「シールドプラス®」が 
初めて食品軟包材用途で採用
~岐阜市の老舗・菓匠「長良園」の新作せんべい向け個包装~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、社長:馬城 文雄、以下「当社」)は、2017年11月から紙にバリア性を付与した「シールドプラス®」の販売を開始し、お客様に対し本格的なサンプル提供を進めてまいりましたが、このたび、株式会社長良園(本社:岐阜県岐阜市、社長:市川 嘉宏、以下「長良園」)が3月28日より新たに発売する「もっとやさしい鵜飼せんべい」の個包装向けに「シールドプラス®」が採用されました。これは、食品向け軟包材用途としては初の採用となります。

長良園は、「お菓子は文化である」との理念に基づき、お菓子づくりの未来、地域の未来、地球の未来のことを考え「私たちの手で 未来へつなぐ」という社会貢献メッセージを打ち出しています。新発売する「もっとやさしい鵜飼せんべい」は、こだわりの岐阜県産原材料やオーガニックシュガーを丹精込めた手仕込みでつくりあげたお菓子で、売上の一部を長良川水質保全のために寄付する環境や社会に配慮した"エシカル"商品です。当社の「シールドプラス®」は、その商品の一部を構成する包材として、パッケージのバイオマス度を向上させるだけではなく、一定の賞味期間に渡りおいしい香りや風味を守りお客さまにお届けすることに貢献します。

パッケージと中身のせんべい

手押し焼き印のようす

(写真提供:株式会社長良園)

株式会社長良園  http://nagaraen.com/
昭和28年創業。伝統の「はさみ焼き」技術を生かし、岐阜県産、国内産の新鮮素材を使った焼き菓子を作り続けています。



当社は、「紙でできることは紙で。」を合言葉に、社会の課題解決につながる「紙化ソリューション」を推進しています。「シールドプラス®」シリーズは、紙にバリア機能を持たせることで、従来のプラスチックやアルミといったバリア性素材の領域に、「紙」という選択肢を提案するものです。
本年4月からは、水蒸気バリア性を強化した「シールドプラス® プレミア」のサンプルを提供していくことにしており、専門の販売チームを立ち上げ、食品などの包装以外にも広く産業用途の開発を探ってまいります。



■関連リリース

"紙"なのに酸素・香りをバリアする 紙製バリア素材「シールドプラス®」シリーズから、ハイバリア機能の新製品「シールドプラス® プレミア」を供給開始 (2019年3月25日)

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