ニュースリリース"紙だけでパッケージができる"
ヒートシール紙「ラミナTM」を開発

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:野沢 徹)は、長年培ってきた紙の製造技術と塗工技術を応用し、プラスチックフィルムを用いずにヒートシール性を付与した"紙だけでパッケージができる"ヒートシール紙「ラミナTM」を開発しました。

近年、使い捨てプラスチック製品の流出等による海洋プラスチックごみ問題がクローズアップされていることを背景に、再利用可能で生分解性を有する素材への需要が高まっており、特にパッケージ分野では、環境にやさしい素材として「紙」が見直されています。

「ラミナTM」は、バリア性を必要としないプラスチック製包材の代替が可能です。将来的には、当社の技術を活用し、より環境負荷の低いヒートシール紙の開発を進めてまいります。

<「ラミナTM」の特長>

①循環型資源である「紙」が基材のため、環境適合性に優れます

②リードタイムを大幅に短縮します(ラミネート工程の省略化) 

 通常の包装用紙の場合 印刷→ ラミネート → エージング工程 → スリット → 出荷

 ラミナを使用した場合 印刷→ スリット → 出荷


③あらゆるパッケージへの適用が可能です

 食品・化粧品・日用雑貨など、多岐用途で検討が可能

10月29日(火)~11月1日(金)まで幕張メッセで開催される「JAPAN PACK 2019」に出展し、「ラミナTM」をご紹介しますので、ぜひお越しください。

■関連リリース

「JAPAN PACK 2019」に出展(2019年10月28日付)

以上