ニュースリリースストローレス対応学校給食用紙パック「School POP®」が初採用

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、社長:野沢 徹、以下「当社」)が開発したストローレス対応学校給食用紙パック「School POP®」は、このたび、ひまわり乳業株式会社(本社:高知県南国市、社長:吉澤 文治郎、以下「ひまわり乳業」)の学校給食用牛乳をはじめとした、小型牛乳・乳飲料・乳酸菌飲料の容器に初めて採用されました。


ひまわり乳業は、高知県内における学校給食用牛乳の紙パックの2/3程度を供給しています。今回の採用で同県の多くの学校の給食用牛乳紙パックが、当社の「School POP®」となります。

「School POP®」は、学校給食用牛乳をはじめとした小型容器市場で、ニーズの高いストローレス化を実現する紙パックです。身近なところから使い捨てプラスチックを削減し、幼少期から環境意識を高める効果も期待されます。



 ひまわり乳業製品



高知県の学校給食用牛乳の紙パックは約6百万パック/年です。ストロー1本あたり重量が0.5gとすると、約3t/年の樹脂が使用されていることなります。ストロー孔も残しているため、低学年の児童など、必要に応じストローを継続使用することを考慮しても、同地域のストロー使用量が1/3減少すれば、約1tの樹脂を削減することができます。仕様によりますが、約10万本のPETボトルに相当します。

当社は「紙でできることは紙で。」を合言葉に、再生可能な資源である「木」を原料とし、リサイクル可能な「紙」に新たな機能を付与した多彩な製品をご提供しています。今後も、紙の利用シーン拡大に努めてまいります。


以上