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写真

小林 徳幸

石巻工場 工務部 電装課
情報学類 システム情報工学科(大学院)卒業。2005年入社、石巻工場 工務部 電装課配属。

※所属部署・経歴は取材当時のものです。

仕事内容

あらゆる現場の計装システムを管理する。

写真計装システムのプラントエンジニアリングをしています。計装という言葉は日常では馴染みの薄い言葉だと思いますが、簡単に言えば「計測」と「制御」をするための技術全般をさします。紙づくりの工程は非常に複雑で、材料を機械に入れて「スイッチオン」とやれば製品が勝手に出てくる、ということなら楽なのですが、実際はそうもいきません。様々な製造工程において、温度・圧力・流量・濃度・機械の動き等といった膨大な要素の状態を計測し、適切に制御しなければなりません。昔はこういった仕事を人手で行っていましたが、今はオートメーションの時代。計測・制御を自動で行うシステム、すなわち計装システムがあらゆる現場に導入されています。この計装システムの設計や改造、保守管理等が私の主な仕事です。製造コストや製品の品質は計装システムの健全性に懸かっていると言っても過言ではなく、重要であると同時にやりがいのある仕事です。

日本製紙を選んだ理由

社員が笑顔で働く姿を見て。

昔から本を読むのが好きで、紙に触れていることが日常でした。それほど私にとって紙というのは特別な存在だったため、紙に関わる仕事へ興味を持ったのが最初のきっかけです。 それから情報を集めた結果、日本製紙が業界の中でもっとも社風や労働環境が自分に合っていると感じて……などと色々な理屈をつけることはできるのですが、結局のところ会社を見学させてもらった時、従業員の皆さんが良い顔で働いていたというのが一番の決め手でした。

これがやりがい!

紙=歴史を創っているというロマン。

写真とにかく大きな仕事ができる、それに尽きます。入社して2年で抄紙機の新設に携わることができましたし、東日本震災時にはあるラインの復旧を丸ごと任せてもらえました。苦労も多いですが、それ以上に自分で大きなプロジェクトをコントロールし完遂させた時は何とも言えない充実感を得られますし、自分が成長していることを実感できる瞬間でもあります。 もう一つ、「紙を作っている」そのこと自体にもやりがいを感じています。「有史以来」という言葉をよく見かけますが、これは具体的に言えば、「歴史を記録するための紙が発明されて以来」という意味に解釈できます。歴史は紙によって脈々と紡がれてきたものであり、今は自分がその紙(=歴史)を創っていると考えるとロマンがあって素敵です。大袈裟かも知れませんが、そういう気持ちで仕事に臨むのは大事なことなのです。

未来を拓くために、わたしは…

新しい発想で取り組む。

写真月並みな言葉で恐縮ですが、みんなが新しい発想で取り組むことが大切だと思います。例えば、工場で勤める人間には製品を低コストで安定して作ることが第一に求められるため、そればかりを考えてしまいがちです。しかし、書籍における紙媒体のシェアが狭まっている現代においては、「より多く売るにはどうするか?」という課題も営業畑の人達と共に考えながら動くことも必要なのではないでしょうか。できることはたくさんあるはずです。
こうした考えのもと、常日頃からどんな業務でも自分の頭で考え、自分なりに新しいやり方を模索することを心がけています。そうして新しい発想をアウトプットし続け、周囲の人間に「そういうやり方もありなのか」と思わせることで、自然と新しい発想で物事に取り組む風土を育むことが出来れば、と考えています。

マイブーム

キーボード

音楽を趣味にしています。以前はバンドでドラムを演奏していたこともありましたが、今はキーボードに浮気して家でひっそり練習中。指が思うように回らずもどかしい思いをする日々ですが、いずれは人前で聞かせられるようになりたいです。

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