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写真

滝川 慶

ケミカル事業本部
機能材料研究所
研究開発

工学研究科(工業化学専攻)卒業。2006年入社。研究開発本部 商品研究所(インクジェット用紙,感熱紙など情報用紙の開発)配属。2010年、日本製紙ケミカル(株) 機能材料研究所(ハードコードフィルムなどの機能性フィルムの開発)異動。2012年、グループ会社再編により日本製紙(株)と合併。 研究開発本部 機能材料研究所勤務。

※所属部署・経歴は取材当時のものです。

仕事内容

紙をつくらない仕事。

写真テレビやパソコン、スマートフォンの液晶ディスプレイ最表面に使用されるハードコートフィルムを開発しています。ハードコートフィルムとはフィルムへ塗料をコーティングし、フィルムの表面に傷つき防止のための層(ハードコート層)を設けたもので、日本製紙では塗料の設計やフィルムへのコーティングを行っています。塗料は様々な材料から構成されており、私の仕事は、要求される性能に合わせて材料の組み合わせを設計し、テストコーターや実機コーターでの試作を繰り返しながら製品化へ向けた検討を行うことです。

日本製紙を選んだ理由

環境保全に携わる仕事に就きたかったから。

環境保全に携われる会社で働きたいという思いを軸に就職活動を行っていました。最初、木を伐採して製品を造る製紙会社は環境保全の理念からは相反するように感じ、自分の希望から遠い分野と考えていました。しかし、学内で開かれた企業セミナーにたまたま参加した時に、植林事業や排水管理に力を入れていること、植林についてはオーストラリアやブラジルなど、海外の植林地を積極的に拡大していることから、自分の希望に合う会社と判断しました。また、就職活動を通して社風や、社員の人柄の良さを肌で感じ、「日本製紙でこの人達と働きたい」と思い選択しました。

これがやりがい!

市場ニーズの変化に素早く対応し成果を出す。

写真現在の業務は、テレビ、パソコン、タブレット、スマートフォン等の各種液晶ディスプレイに使用される部材開発です。この業界は製品のサイクルが非常に早いため、部材にもスピーディーな開発が求められます。そのため、ユーザーから要求される品質も目まぐるしく変化し、その都度、迅速な対応が求められます。納期に追われ慌しい時期も多々ありますが、自分の開発した商品が製品化に至れば、日頃目にする製品にも多く搭載され、成果として現れるので、非常につくり甲斐を感じます。

これまでの経験から学んだこと

他部署との連携が成功の鍵。

現在、日本製紙は紙以外の事業の拡大を推し進めており、会社としてまさに転換期にあると思います。機能材料研究所で開発している機能性フィルムは、世界的なシェアも高く、ユーザーからの信頼も高いです。これからも、スマートフォン向け需要の伸びが期待できます。また、フィルムに機能性を持たせる技術は多くの可能性を秘めており、当社にとって今後も重要な事業に位置づけられます。
この技術を応用し、現在主力製品としている光学フィルム以外に、いくつもの事業の柱を構築していくこと、それが私が描く会社の未来です。その実現のためには、各々が考え、失敗を恐れず積極的に提案を続ける必要があります。私自身も新たな事業の構築に携わる事で、会社の未来創りに貢献したいと思います。

未来を拓くために、わたしは…

様々なことに積極的に挑戦する。

写真東日本大震災以降、国内のエネルギー情勢が一変しました。これまで各工場ではエネルギーコスト削減のために、操業状況によって自家発電の比率を変更し、必要に応じて電力会社から電力を購入していました。その後エネルギー事業本部を立ち上げ、電力小売市場に積極的に参入する準備を進めていきます。
八代工場でも安定した電力販売、増量が新たなテーマとなっており、自分にとって良い刺激となっています。今まで培ってきた経験を活かして、様々な提案をしていきたいと思います。また、今後は、研究だけではなく、会社や社会全体を幅広く見つめ、必要な施策に自ら取り組みたいと考えています。

マイブーム

バトミントン

昔からスポーツが大好きで、週末は体を休ませつつ、バドミトンやバレーボールに汗を流しています。東京の研究開発本部時代は会社のバドミントン部で活動していました。現職場でも、昼休みや定時後に会社の体育館を借りて同僚とリフレッシュしています。

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