地域・社会への責任コーポレートアイデンティティの共有

日本製紙グループらしさを地域の方々と従業員が体感できる活動を実施しています。

社有林の活用

事例

毎年「森と紙のなかよし学校」を継続開催(日本製紙(株)、日本製紙総合開発(株))

「森と紙のなかよし学校」は日本製紙(株)の国内社有林(約9万ヘクタール)を活用した、日本製紙グループ独自の自然環境教室です。社有林の豊かな自然に触れ、「森」と生活になくてはならない「紙」とのつながりを体験してもらう機会の提供を目的として、2006年10月に群馬県の菅沼社有林(丸沼高原)でスタートしました。
「森と紙のなかよし学校」は、プログラム全体を従業員の知識と経験を活かして企画・運営しています。グループ従業員のガイドによる森林ハイキングや、森で拾ってきた小枝を材料にした紙づくりなど、参加者が楽しめるように趣向を凝らしています。参加者は一般から公募しており、募集や当日の引率などで(公社)日本フィランソロピー協会の協力をいただいています。菅沼社有林ではスタートから2017年度まで22回、一般親子、地元の高校生など計737人が参加しました。
また、2007年からは日本製紙(株)八代工場を中心に熊本県の豊野社有林で、「豊野・森と紙のなかよし学校」を地域に根ざした活動として毎年実施しています。豊野ではプログラムのひとつに工場見学を織り込むなど、プログラム構成を開催地区ごとに工夫しています。

社有林散策

社有林散策

参加者全員で記念撮影

参加者全員で記念撮影

参加した小学生の声(2017年9月)
  • 山登りでは、熊が木に残した爪痕が見られたりして、いい経験になりました。
  • 小枝からハガキがつくれるなんて、すごいと思った。
事例

「丸沼高原 植樹2018」を開催(日本製紙(株))

植樹を行う参加者

参加者による植樹

日本製紙(株)は、豊かな森林を未来に残していくための取り組みを進めています。その一環として2010年5月から群馬県の菅沼社有林で植樹活動を行っており、2018年5月に7回目となる「丸沼高原 植樹2018」を開催しました。東京地区を中心に参加者を募り、日本製紙グループ内外から約50人が参加しました。
参加者たちは地元片品村森林組合の指導のもと、鍬を使ってカラマツの苗木約100本を植えました。

参加した方の声(2017年5月)
  • 鍬を使った本格的な植樹を体験できました。